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2010年08月29日

鉾岳沢登り

☆ステキな沢登り☆(鉾岳沢)

【報告者】:りりぃ
【参加者】もも太、りりぃ、会員外(sawaya、まっちゃん、フォトハンター、黒ぴょん、くみ)
【場 所】宮崎県 鉾岳沢
【日 程】8月29日(日)
8:30鹿川キャンプ場〜12:20遡行終了・昼食〜13:30鹿川キャンプ場

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 沢登りの時はいつもワクワクドキドキ♪
まるで初恋の甘酸っぱさ、初めてのデートの前日のような高揚感に包まれる。

空には雲がかかって、蒸し暑い。
大津の駐車場で大塚さん、下津留川中俣を遡行してきたという相変わらずパワフルなsawayaさん、鹿児島のくみちゃんと待ち合わせて本日の宿泊地、比叡の西都山岳会所有「麓屋」のお隣にある公民館に向かう。
高森辺りで目の前に虹が出現。虹が見れただけでもラッキー♪なのに、この虹はまるで手を伸ばせば届きそうな距離にある。
虹と同じ七色の歓声が飛び交い車内は大興奮。そんな虹を何度も何度も見れたのだから、幸先が良いはず♪
だが、高千穂で買い物を済ませて車に戻ると雨が降り出していた…。
公民館に着く頃には大雨。宮崎からまっちゃんとフォトハンターさんが、福岡からは黒ぴょんさんが合流。
このまま強い雨が降り続くようなら沢はデンジャラス!
せっかく出向いて来たからには、水の神様に微笑んでほしい。
みんな一様に明日の天気次第で「鹿納谷」か「鉾岳沢」どちらになるのかで気をもんでいる様子。特にまっちゃんは鹿納谷リベンジを狙っていたようなのでなおさらであったろう。
シトシト降る雨音をBGMに聴きながら、7人7様の想いを抱き12時就寝。宴会は楽しかった。

5時に起床。外は相変わらず雨。この天気ではみんなのテンションも上がらない。
リーダーのsawayaさんが当初の予定通り鉾岳沢の遡行を決断する。
まっちゃんには申し訳ないが、初心者の多い今回のメンバーでは妥当な判断であったろうと思う。
鹿川キャンプ場へ着くころは雨もだいぶ小雨になり、ほとんど気にならない程度の降りになっていた。
入渓地点で水の神様、山の神様に安全を祈ってお神酒を捧げる。これは私たちの会でもぜひ行ったらいいなぁと思うことのひとつである。この時ばかりは神妙な気持ちになるもの。

鉾岳沢は本来初級の沢だが、水量が多く今日は中級に格上げ。透明度も雨のため少し濁り気味。私はsawayaさんがアクアステルスの沢靴を貸してくださったのでそれを履いて遡行してみた。弱点はぬめりに弱いところだという。流れが速いので足元を確認しながら慎重に遡行を開始。
入渓早々後ろから悲鳴?が聞こえる!
あららっ…もも太さんがフォトハンターさんとともに流されていた(@_@;)
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なんてことないような小さな段差みたいな滝も、水量、水流ともにアップのためスリリングでとても楽しいー♪ 小雨降る静かな渓にキャッキャッした黄色い声が響く。
まっちゃんはいつもは「自然と対話しながら静かに登る」ので「こんなに賑やかな山行は久しぶり」であったらしい。静かに・・・ 今後の課題にさせていただきます。

釜を持つ5mの斜滝。水の勢いはもの凄く泡立ったように真っ白だ。sawayaさんが果敢にチャレンジするも真ん中あたりで手がかりがない様子。
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まっちゃんが回り込んで駆けつけるがほんの少し間に合わずに持ちこたえ切れずフォール。

黄色い声MAX!!

しかし上手に身をかわし怪我のひとつなく、まるで猫が高い所からニャンパラリと降りるときみたいだった。お見事でした。

鉾岳沢は、次々とほど良い小滝が現れたり、美しいナメや泳ぎもありで飽きることがない♪
興味津々でテラス状になっている小滝の裏側に入ってみた。くぐりぬけようと顔を出すと半端ない水圧に身動きができない。
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間違いなくこの滝修行で一生分の煩悩が洗い流された。
結局、まっちゃんとフォトハンターさんに二人がかりで引っ張り上げてもらうはめに。周りは爆笑の渦。。。
その後も巨石や倒木を乗り越えながら先へ進む。

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わぁー! いきなり目の前が開けたと思ったらスラブを流れる大きな斜滝が出てきた。素晴らしい解放感!
長さは100mはあるだろう。上部には鉾岳の大スラブ、坊主岩も見える。ここのスラブはマルチで来たことがあるよね!
まだ見えないけど鉾岳のあの大滝がもう少ししたら見えるはず♪
この景観はsawayaさんが用意していたサプライズ♪ その作戦は大成功。
みんな瞳をキラキラさせて大満足の笑み。
しばし、大滝の真ん中で写真を撮ったりしてまったり至福のひと時を過ごす。
水量が少ない時はこの大滝も登れるらしいが、今回は無理。大滝の右に見えるクラックを登って巻く。

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後ろでロープをさばいていたsawayaさんが沢からあまり離れないことが基本だと叫ぶ声が聞こえ、リーダーのもとに皆トラバースして行った。登りやすい所を選んでいたら次第に沢から離れてしまったようだ。
少し遡行したら登山道と沢が交差している場所に出た。ここを遡行終了点とし昼食を取ることにする。今まで止んでいた雨がまたポツポツと降り出して来た。
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お湯を沸かしている間じっとしていると寒い。カッパを忘れてきた寒がりの私はあったかいラーメンを食べて温まるまで待てそうもないのでごみ袋から頭と両手を出して即席の防寒着を着込む。見た目は
(×へ×;)だが、風が通らないからないよりは断然まし。それにしても、初めての沢登りの時もカッパを持っていかなかったためガタガタと歯が合わないくらい寒くて震えて「絶対カッパは忘れない!」と心に誓ったはずなのに、「喉元過ぎれば熱さを忘れ…の諺どおりだわ。初心忘れるべからず!」と改めて誓った。
また、昼食を食べた辺りにはスラブ側にロープが張ってあり「危険!蜂の巣あり」の張り紙もあり怖かった。
ここからは登山道を通り下山。振り返れば鉾岳のスラブが見える。今度来る時はマルチしたいな♪なんて考えながら鹿川キャンプ場に無事12:30到着。

終始お天気はあまり良くなかったけど、とても楽しくステキな沢登りでした。
posted by asobow at 00:00| 沢登り