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2010年07月17日

国見平沢(広瀬川)沢登り

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2010年7月17(土)〜18日(日)
【参 加 者】Yamaaki、りりぃ、モモ太、キーボウ
【日   程】
 (17日)運動公園駐車場(14:00) = 国分・鹿屋を経て = 国見トンネル出口駐車場(18:00)
(18日)入渓地点(8:00)〜幅広ナメ20m滝前(8:40)〜大五郎岩(8:45)〜幅広15m滝(9:15)〜10段ナメ滝(10:40)〜ナメの最後(11:00)〜詰めの小滝(11:45)〜林道(12:30/13:00)〜滝沢が交差する下の林道(14:30)〜入渓地点(15:00) == 温泉(遊湯ランド アイラ) == 鹿屋・国分を経て = 熊本(20:00)


今年初めての沢として、評判の高い「国見平沢」を選んだ。この沢は、2001年7月の山渓で「天国の沢」と紹介されていて、その時から注目していた沢だ。これまで、どういうわけか計画する機会が無かった。
IMG_2691.jpg土曜日の午後、熊本県民総合運動公園駐車場に集結し、一路、大隈半島を目指した。鹿屋市内で買出し、そして温泉(鹿屋温泉センター)に入り、ロケットの打ち上げ基地で有名な内之浦に向った。長い長い国見トンネルを抜けるとすぐそこが駐車スペース。トイレもあり、テン場にぴったり。若干、傾斜はあるものの、早速アウトドア用のテントを張り、炭火を起こしてバーベキューに、宴会に突入。僕は、いつの間にか眠ってしまい、沢登りの朝が明けた。天候は曇り時々晴れといった感じ。
500mくらい内之浦方向に進み本流の橋を渡るとすぐ左手に林道が走っている。この林道は、車の進入が禁止。車止めの横になんとか2〜3台駐車可能なスペースがある。
準備を整え、いざ出発。右俣沿いに200mも進むと林道は川を渡る。ここで、右俣の左岸沿いに延びる狭い林道に入る。堰堤を二つ巻いた辺りで入渓とする。

川はすぐに二股になり左俣に進む。小滝をいくつか越えると、りっぱな幅広のナメ滝に出会う。滝の途中を右から左へトラバースしてクラックを登れば直登出来るのであるが、今日は水量が多くトラバースできないこれは、登れないので記念撮影だけを撮って左を巻く。
すぐに、「大五郎岩」と呼ばれている大岩に出会う。四角い大岩の下に車のように見える石が詰まっている光景だ。上に乗って記念撮影とする。快適な水流を進むと、幅広の15m滝が現れる。これは、右側から入って流れを左に横切って右上する大きなルンゼ状クラックを登れば良いと分かる。しかし、今日は水量が多く、出だしのトラバースが厳しい。右のブッシュを巻くこととした。
IMG_2692.jpg

今度は登れそうな20mのスラブ滝に出会う。Yamaakiさんにリードを譲る。下部のクラックにカムを噛ませ、左のリングボルトでランニングを取る、水流の中のクラックを利用すると登りやすい。抜け口は手掛かりが無く厳しそう。ペツルのアンカーがあるのでなんとかヌンチャクをかけることが出来た。これで一安心。Yamaakiさんはこの滝で、かなり神経を消耗したようだ。次からは僕がリードで登ることとした。次にロープを出した滝は右下から左上に狭いがきっちりスタンスの取れる溝が走っている。ところどころに、カムを噛ませて登り、ブッシュ帯でピッチを切る。
そうこうするうちに、この沢の最大の見所である200mのスラブ滝が始まる。フリーではやはり厳しいのでロープを出す。しかし、この沢は昨年の神野渓谷のスラブよりフリクションが効く。フェルト底の方が向いているようだ。確実にフリクションを決めて登ることが出来た。

IMG_2693.jpgスラブが終わると、狭いゴルジュという程でもないか、ルンゼが始まる。この辺りはもう源流に近いのだろう。風化の進んだ岩は岩が新しいというか、触るとぼろぼろ崩れていくような感じだ。但し、フリクションは良く効く。
狭いルンゼを抜けると、少しのブッシュを越え、現流域のゴーロを登り詰めると林道に出て、遡行は終了となる。
昼食を済ませて、地図にある下降路を探る。鹿児島山岳会の川野さんのトポには赤のテープと書いてあったが、すごく古い黄色のテープがあったのでそこから南東に向って降りることとした。しかし、もう昔の登山道はすっかり廃道となってしまったようで踏み跡の形跡すらなく、テープは全く見つけることは出来なかった。東側に向うとブッシュに遮られ、少しづつ南へ南へと行かざるを得ない。
ほぼ、真っ直ぐに樹林の「疎」なところを選んで進むと、右下に凄い沢が見えてきた。川の全てが滝だ。もしかしてまぼろしの沢?? 後で本を調べてみると「滝沢」ということが分かった。名前も分かりやすい、見た目の通り滝の連続で上級の沢のようだ。
1時間あまりで、その「滝沢」と林道が交差する地点に降りてきた。この藪コキで僕を除く3名はブヨに噛まれ顔や首筋がひどい状態になってしまったようだ。この藪コキがなければ僕以外のみんなにもとても満足してもらえたのであろうが、残念ながら減点要素が大きくなってしまった感がある。これからは特に女性と一緒の時は気を付けてあげなければならないだろう。
林道を30分も下ると入渓地点に到着。一周7時間あまりの沢登りは無事貫徹できました。Yamaakiさん、モモ太さん、りりぃさん、お疲れ様でした。
かえりは、林道に車を回しておくべきでした。何度行っても楽しそうな沢なので、次からは車2台で出かけることを必須としましょう。
では、



posted by asobow at 00:00| 沢登り